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北海道各地のウニの旬っていつ? 産地ごとに美味しく食べられる時期をまとめてみました。

(2022年4月19日更新)


皆さんウニはお好きですか?
筆者はウニが大好きです。美味しいウニを見つけては食べています。

ウニは好きなのですが恥ずかしながら今まで食べる専門で、生態や獲れ方についてはあまり知識は無く、毎回ウニを食べに行く旅行を組む前にその産地で獲れるウニについて調べています。
産地によってはあまり情報が出てこなくて苦労しますが、美味しいウニを食べる為には必要な事なのでいつも頑張って調べていました。

北海道へウニを食べに行く場合は一般的に旬といわれる6月〜8月の夏場に行く事が多いですが、ふと北海道のまだ行った事ない地域のウニについて調べてみたら、6月〜8月の時期以外でも美味しいウニが食べられる有名な産地がある事がわかりました。

今回は調べた情報を今後ウニを食べに行く時の為にもまとめておきたいのと、もし北海道に行く予定があって調べている方に少しでも参考になればと思い、北海道の有名な産地ごとのオススメのウニの種類についてや、その産地で水揚げされ食べられる旬の時期についてを記事にしてみました。

そもそもウニ(海胆)って?


ウニ綱に属する棘皮動物の総称。別名だと「ガゼ」といいます。
深海の海底から磯に至る世界中の海に生息し、約870種が確認されていますが、私たちが普段食べているウニは数種類のごく一部のウニになります。
ちなみに日本の海に生息しているウニのうち、食用となるのはエゾバフンウニ・キタムラサキウニ・バフンウニ・ムラサキウニ・アカウニ・シラヒゲウニの6種類です。

いつも私達が食べているあのよく見る黄色っぽい部分は生殖巣や卵巣です。
これを聞いたら少し抵抗があるかもしれませんが、美味しければ良いんです!

そもそもウニの旬って何?いつなの?


ここでいうウニの「旬」とは、その産地でウニ漁が解禁され、食べられる時期の事を指します。


ウニは産卵期を控えた頃が最も実入りがよく美味しくなるそうです。
産卵期は海域や種類によっても少し違いがありますが、基本的に8月中旬から10月にかけてとされていますので、ウニが美味しい旬の時期は産卵期前の6月頃から8月頃になります。
しかし北海道の釧路など、地域によっては漁期が冬だったりするので、一概に夏が旬とは言い切れません。
ということで、産地ごとに海域も違えば獲れるウニの種類も違うので、「旬」と呼ばれるウニが食べられる時期はわりとバラバラということです。

国内で食べられる主要なウニの種類

まず日本で食べられているウニの種類についてです。
この記事では国内でよく食べられているメジャーな種類のエゾバフンウニ・キタムラサキウニ・バフンウニ・ムラサキウニ・ アカウニについて説明していきます。

エゾバフンウニ

エゾバフンウニは北海道の冷涼な沿岸に生息しているウニです。
味は濃厚で甘味が強く、身は濃いオレンジ色をしています。
個人的には一番好きなウニです。

キタムラサキウニ

キタムラサキウニは北海道では日本海沿岸、津軽海峡、襟裳以西の太平洋沿岸に生息しています。
味はエゾバフンウニに比べてあっさりとしていて、上品な味です。
色も薄く、少し白っぽいので「白ウニ」とも呼ばれたりするそうです。

ムラサキウニ

ムラサキウニは青森以南から九州の沿岸部に分布していますが、ごく沿岸の海藻の生えた岩礁域に多く分布しています。
北海道沿岸に生息する「キタムラサキウニ」とは別の種類になります。

バフンウニ

本州中部から九州にかけて生息し、国内で最も普通にみられるウニの種類です。
大きさは小柄で、十分成長した状態でもムラサキウニよりはるかに小さいです。
身は強いオレンジ色で独特の香ばしさがあり、 身の粒が小さい為、練りうに等の原料としても使われています。

アカウニ

東京湾から南方、 特に九州沿岸しかも西側に生息する温帯性のウニです。
食通の間では本種が最も美味とされ、高値で取引されているウニです。
各産地での需要が高く九州外にはめったに出回ることがないことから「幻のウニ」と呼ばれています。

北海道のウニの産地ごとの旬について

北海道は超有名なウニの産地です。
ウニは食べるエサで大きく味が変わるので、昆布や海藻を主食とするウニにとっては上質な昆布が育つ環境が多い北海道はとても良い場所です。
北海道にはたくさん美味しいウニが獲れる産地がありますが、どの産地でも「エゾバフンウニ」と「キタムラサキウニ」という二つの種類が水揚げされています。

利尻・礼文のウニの旬

海流がぶつかる栄養豊富な海で利尻昆布を食べて育った利尻・礼文のウニの味は濃厚な甘みが感じられ絶品です。
利尻島のウニの漁期は、キタムラサキウニが6月中旬~9月中旬頃、エゾバフンウニは6月中旬~8月下旬頃です。 地元の人曰く、利尻島では7月頃に獲れるウニが一番美味しいそうです。

礼文島のエゾバフンウニは6月上旬から8月中旬までが美味と言われますが、一番美味しく食べられるのは7月中旬までです。7月下旬以降になると産卵期に入るため、身が緩んで味が落ちると言われています。
キタムラサキウニは4~9月まで漁が行われているそうです。

ちなみ利尻・礼文のエゾバフンウニは通販で販売されていて、お家でも楽しむ事ができます。

「島の人」というお店が販売しているエゾバフンウニですが、こちらは北海道の新千歳空港などにもお店があって、ウニの味が悪くなる原因でもあるミョウバンを使用していない美味しいウニを提供してくれるお店です。
海水濃度と同じ塩水に浸してウニをパッケージングしているので鮮度が長持ちし、お家に届いても美味しい状態で食べられます。


筆者も旅行帰りの新千歳空港で、島の人のウニを5~6回ほど買って帰り家で食べましたが全然生臭く無く、鮮度が保たれた状態の美味しいウニが食べられました。

塩水でパッケージングされていると聞くと、「ウニが塩水に浸っているので塩辛いのではないか?」と、不安に思われる方いるかもしれませんがそんな事は全く無く、しっかり水切りをしたらウニの味が濃厚なのもあって塩水が全然気になりません。かなり美味しいです。

強いてこちらの商品の悪い部分を挙げるとすると「水揚げ次第発送」という事です。
鮮度が命のウニですが、発送日や受け取るタイミングが選べないので、普段家を空ける事が多い方にはオススメできません。
ですが、その部分を我慢しても良いくらい価値があるウニだと思います。

積丹のウニの旬

積丹の生ウニの味は、粘りの強い細目昆布を食べて育ちます。濃厚な甘さ、深いコクが特徴です。
積丹で行われるウニ漁は6月1日から8月末までで、旬といわれる時期としてはエゾバフンウニが7〜8月、キタムラサキウニが6〜8月です。

産卵期に近づいてくると味が落ちるため、7月頃が一番美味しく食べられます。
ちなみに積丹近くの余市町は5月の下旬からウニ漁が始まるそうです。

羅臼・知床のウニの旬

高級な昆布で知られる羅臼昆布を食べて育ったウニで、こちらも絶品です。
羅臼の漁は、通常は1月15日~6月30日が漁期です(その年によって始期や終期が変更となる場合があり)。 さらに資源保護のため流氷到来の1月~4月までと、プランクトン増殖の5月~6月とで操業場所を変えています。 1月~4月は、羅臼港から標津町方面の海域。。 5月~6月は、羅臼港から知床半島先端部の海域で漁が行われているそうです。

日高・襟裳のウニの旬

エゾバフンウニは3月下旬から5月頃までがウニ漁の最盛期で、日高昆布を食べて育ちしっかり身の詰まった甘みの強い絶品のウニが食べられます。
こちらのウニは春先に獲れることから「春ウニ」と呼ばれています。

根室・釧路のウニの旬

根室のウニ漁の漁期は太平洋海域が1月下旬〜4月中旬。オホーツク海域が3月上旬〜5月中旬です。
釧路には国内最高級のブランドとして認知をされている昆布森産のウニというものがあります。
昆布森産のなが昆布を食べて育ったウニの事で、漁期は10月16日くらいから12月末までの2ヶ月半しかありません。

函館近海のウニの旬

函館近郊は良質な真昆布の名産地で、ウニがその昆布を食べて美味しくなります。
キタムラサキウニの旬は11月〜5月。
エゾバフンウニが9月〜11月です。

最後に

という事で一覧にすると良くわかりますね。
6月〜8月の夏場にたくさんの海域でウニが獲れてるので一般的な旬の認識としては間違ってはないですが、1年を通して北海道のいずれかの海域でウニが水揚げされているのでいつでも北海道の美味しいウニを楽しめる事がわかります。

ちなみに北海道に行くタイミングが無く、時期に関係無くどうしても美味しいウニが食べたい!という方にオススメのウニの通販もあります。


こちらの商品は「うにむらかみ」という北海道にお店を構えるウニ料理の人気店が運営している通販です。
なぜこちらのウニをオススメするかといいますと、うにむらかみは北海道各地の海域からその時期に美味しいウニが獲れる海域を選んで仕入れを行なっているので、季節を問わずいつでも美味しいウニを食べる事が出来ます。

この強みを通販でも活かしていて、いつ注文しても美味しいウニを届けてくれます。
そしてうにむらかみの通販のオススメする一番の理由として注文時に発送日を指定する事ができます。

この要素はウニの通販としてはとても大事で、鮮度の良い状態で受け取らなければどんなに美味しいウニでも味が悪くなってしまします。

もちろんその時の天候や漁の環境に左右されるので絶対にその日に届くとは断言できませんが、ご自身の受け取りやすいタイミングでウニをお取り寄せする事が出来るので購入する側としてはとても利用しやすい良いお店だと思います。

ちなみに「うにむらかみ」の実店舗が気になる方は過去にお店の方の記事も書いているのでよろしければご覧ください。
時期を問わず札幌で美味しいウニが食べられる名店 うにむらかみ 日本生命札幌ビル店

交通費をかけずにご自宅で美味しいウニが食べたい方にはこの通販はかなりオススメです。
それでは皆様も美味しいウニと出会える事を祈っています。



2件のコメント

  1. ピンバック: 時期を問わず札幌で美味しいウニを食べるならここ! うにむらかみ 日本生命札幌ビル店 | wonder quest

  2. ピンバック: 商品を受け取る日程が調整しやすく、季節を問わず北海道の美味しいウニがお取り寄せできるオススメの通販サイトをご紹介します。 | wonder quest

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