今回は行って良かったウニのお店をご紹介します。
こちらは僕が行ったウニのお店の中でもトップクラスに美味しいウニを食べさせてくれた場所で、とても美味しいエゾバフンウニが食べられます。
お店の立地的に訪れるのはなかなか大変ですが行く価値は十分にあります。
そして周辺には観光地も多く、観光のついでにウニを食べに行こうと思っている方にもオススメのお店ですのでぜひ参考になさってください。
立地
こちらのお店は北海道の余市町というところにあります。
地図で見るとこの辺になります。
札幌から電車で余市町に向かうと小樽経由で大体1時間ちょっとくらいかかるくらいの距離です。
地図を見ながらだとわかるかと思いますが、余市町からもう少し西の方に進むと「積丹町」という地名があると思います。
そうです、こちらが有名なウニの産地「積丹」です。
この積丹に近い場所にある余市町でも美味しいウニが獲れるので、産地まで行ってウニを食べたい方にとっては札幌から近くて比較的行きやすいこの場所はとてもオススメです。
そして余市にはウニを食べに行く他にも様々な観光スポットがあって、その一つに「ニッカウヰスキーの余市蒸溜所」というウイスキーを作っている蒸溜所があります。
ウイスキーを飲まれる方でしたら「余市」というブランド名を聞いたことあるかもしれませんが、そのお酒をこちらで作っています。
工場見学や試飲が出来る施設が併設されていて、試飲に関しては余市のウイスキーやウイスキーが飲めない方でもアップルワインという甘めの飲みやすいお酒が試飲できたり、レアなお酒が試飲できる有料試飲も充実していたりと、お酒が好きならかなり楽しめる観光施設になっています。
今回紹介する柿崎商店から徒歩で500mくらい歩くと、この蒸溜所に行けるので観光の際はこちらにも足を運んでみてはいかがでしょうか。
余市にウニを食べに行くオススメの時期
その土地に行けばいつでもウニを食べられる訳ではなく、基本的にウニ漁の期間中しか食べられません。
そして各海域ではウニ漁の時期は決まっています。
その事を踏まえて余市、積丹にウニを食べに行くオススメの時期ですが、積丹近海で獲れるウニの時期としてはキタムラサキウニが6〜8月、エゾバフンウニが7〜8月くらいになります。
産卵期に近づいてくると味が落ちるため、7月頃が一番美味しく食べられます。
ちなみに余市町は積丹より少しだけ漁の解禁が早く、5月の下旬からウニ漁が始まります。
という事で余市町に美味しいウニを食べに行くなら夏場に行く事をオススメします。
柿崎商店について
余市町にあるJR余市駅から徒歩3分のところに柿崎商店はあります。
お店の構造としてはお土産屋さんと飲食店が一緒になっています。
1階がお土産屋さん、2階が飲食店という感じです。
そして写真を見れば分かりますが、お昼の時間帯で僕が行った時は大行列でこんな感じでした。超人気店ですね。
並ぶのはあまり好きではないですが、大好きなウニの為に頑張って並びました。
こちらは本来、海鮮料理のお店で北海道産の色んな海鮮丼を提供してくれるお店ですが、このお店にはウニを目当てに訪れたので今回はウニの情報しかほぼありません。次回行った時は他の海鮮丼もしっかり調査をしてきたいと思います。
店内は広く、テーブル席がたくさんあってあれだけの行列でも回転率が高いので、1時間くらいで席につく事が出来ました。
入り口には取り扱っているメニューの食品サンプルが並ぶショーケースがあり、それを参考に注文していきます。
そして数ある海鮮丼の食品サンプルの中でウニ丼の食品サンプルしか撮影してませんでした。
ウニ丼の価格は「時価」という事で、正直全く参考にならないサンプルです。
それでもウニの食品サンプルなんてそうそうお目にかかれないと思い、せっかくなので写真を撮っておきました。
撮ってて良かったです。
ウニ丼の価格に関してですが、時価なので実際にその時に行ってみないと分かりませんが、僕が訪れた時の価格はわりと良心的な価格でした。
訪れたこの日は8月の中旬だった事もあり、キタムラサキウニとエゾバフンウニの両方を取り扱っていました。
僕は今回エゾバフンウニのウニ丼を注文しましたが、価格は確か3千円後半くらいだったと思います。
そして注文したエゾバフンウニのウニ丼がこちらです。
大きめのどんぶりに結構な量のエゾバフンウニが盛られています。
写真のウニが形を留めていないのはミョウバンなどを一切添加していない無添加の証拠です。
もう見てるだけでお腹が空きますね。
お味の方は濃厚なエゾバフンウニの旨味と強い甘味が口いっぱいに広がって、文句無しに美味しかったです。
恥ずかしながらこちらのお店で初めて北海道産の無添加エゾバフンウニを食べましたが、僕が今まで食べた中でトップクラスに美味しいウニ丼でした。
今すぐにでもまた食べたい逸品ですね。
そしてもう一品「鉄砲汁」という汁物も注文していました。
こちらはカニの出汁がたっぷり入った味噌汁です。
ダシをとったカニも味噌汁の具として入っていて、そのカニの足の中にはたっぷり身が詰まっているのでそれも食べる事ができる贅沢な一品です。
海鮮丼屋さんには大抵メニューに載っている海鮮系の味噌汁ですが、他の店に比べて味噌と出汁のバランスが良くとても美味しいお味噌汁なので、こちらも訪れた際は注文してみても良いかもしれません。
そして柿崎商店さんはお持ち帰り用のウニも売っていて、お家や滞在先の宿でも美味しいウニを楽しむ事が出来ます。
塩水を充填してパッケージングしてあるウニなのでミョウバンなどの添加されているウニと違い、ウニ本来の味を損なう事なく楽しめます。
塩水でパッケージングされているので「少し塩味が強そう…」と、思われがちですが、しっかり水気を切れば全くそんな事は無く、ウニ本来の濃厚な甘味と旨味を味わう事ができます。
ちなみに塩水でパッケージングされた無添加の生ウニは味がそこまで劣化しないので通販での購入にも向いています。
こちらの商品は利尻島や礼文島という北海道の有名な産地で獲れた生ウニで、柿崎商店で持ち帰り用として売られていたウニと同じ塩水でパッケージングされた生ウニです。
このウニを扱っている「島の人」というメーカーは新千歳空港にもお店を出店していて、僕も北海道旅行から帰る際は空港でよく利用するお店でもあります。ここで取り扱ってるエゾバフンウニも濃厚な甘味があり美味しいので通販で美味しいウニをお取り寄せをするならこのお店はオススメです。
ただ少し注意しなければいけないポイントとして、利尻島や礼文島のウニの旬である夏場しか注文できず、しかも水揚げ次第出荷という発送日時を指定する事ができない少しわがままな商品です。
その点が我慢できるのであればよろしければお試しください。
まとめ
今回は余市にあるとても美味しいエゾバフンウニが食べられるお店を紹介しました。
感動モノの極上ウニを食べられたので本当に行って良かったお店です。
ウニが好きでしたら絶対に北海道のエゾバフンウニは一度食べておくべきだと思いますので、その中で北海道の中でも比較的行きやすい立地にあるこのお店はかなりオススメです。
人気店ですので並びますが、並ぶ価値は十分にあるお店です。
もし宜しければ参考になさって下さい。
柿崎商店
営業時間
10:00~19:00(L.O)
定休日
不定休
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