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徳島県を訪れたら一度は入るべき温泉 三好市 松尾川温泉

徳島県を訪れたら一度は入るべき温泉 三好市 松尾川温泉

今回は徳島県の温泉をご紹介します。
徳島県には温泉はたくさんありますが、その温泉の多くは循環ろ過や加水されていて掛け流しではなかったりと、今まであまり良い温泉に出会えませんでした。

ですが今回ついに出会う事が出来ました。
ご紹介するこの「松尾川温泉は」加温ではありますが循環ろ過・加水無しの源泉掛け流しでpH10.2という驚異のアルカリ性単純硫黄泉です。
個人的に徳島県で一番良い温泉だと感じたこの温泉についてこれから紹介していきます。

立地について

松尾川温泉は徳島県の三好市にあります。

立地は山奥ですが、祖谷渓や大歩危・小歩危と呼ばれる有名な観光地の近くにあり、有名な祖谷渓の温泉郷もこの周辺にあります。

その祖谷渓の温泉郷へ続く大きな道路から一本道を外れ、5kmほど進んだ場所に松尾川温泉はありますが、一本道を外れた後の道路がかなり狭く、訪れる際はかなり注意が必要です。

松尾川温泉の外観について

酷道をひたすら進んでいると突然道が開けて行き目の前に大きな施設が見えてきます。

写真に写っている大きな建物は松尾川温泉の宿泊施設「しらさぎ荘」でこちらでは宿泊も可能です。
松尾川温泉をたっぷり堪能したい方は宿泊しても良いかもしれませんね。

駐車場ですが、写真に写っている全ての区画が松尾川温泉の駐車場になります。

駐車場は区画も広くとられていてかなり停めやすいです。
山奥にある立地という事でかなり景観も良く、周りには素敵な景色が広がっています。

自然が豊かな場所で近くを流れる川の水はとても綺麗で見ていると癒されます。
夏の時期になるとこちらの川で水遊びも出来るみたいですよ。

話が逸れましたが車を停めて、温泉へ向かいます。

あっ!

松尾川温泉の文字が見えてきました。
看板はしらさぎ荘の建物に立っていますが、温泉はもっと奥にあります。

しらさぎ荘の下を抜けて進んでいると喫煙スペースがありました。
タバコを吸われる方にも優しい造りになっています。

施設には自動販売機も備え付けられています。

しらさぎ荘を抜けてさらに進むと

ベンチの奥に見えてきました。


こちらが松尾川温泉です。
平屋建ての落ち着いた造りで、良い雰囲気の建物です。


看板がとてもオシャレでこのデザインは好きです。

こちらは入り口で男湯と女湯で別れていて、こちらの券売機で入浴券を買い、横にある窓口の店員さんに入浴券を渡し入る仕組みになっています。

料金が大人520円なのも嬉しいポイントですね。
筆者が訪れた際は窓口に店員さんが居なくて探しに行きました。
たまにいない時もあるみたいなので、その時は根気強く探してみましょう。

館内について

館内は公衆浴場ですので撮影は出来ませんでしたが比較的綺麗な造りになっていて、2つの洗面台、鍵付きのロッカー、そして綺麗なウォシュレット付きトイレがありました。

(更衣室 公式サイトより引用)

お風呂は内湯のみですが洗い場が複数あってこちらも綺麗な造りです。
浴槽の大きさはそれなりに広く、詰めれば大人10人は入れる大きさです。

(内湯 公式サイトより引用)
大きな窓は実際には少し湯気で水滴が付いていますが、写真の通りの美しい景色が見えとても気持ちの良い空間になっています。
お風呂に浸かっていてもこの景色は見えるので、本当にリラックスして入浴する事が出来ました。

松尾川温泉の泉質について

温泉の泉質についてですが、泉質はアルカリ性単純硫黄泉です。
源泉の温度は25℃で加温はしていますが源泉掛け流しです。

温泉成分としてはナトリウムや炭酸イオン、メタケイ酸を60〜80mg含んでいてpHがなんと10.2もあります。
含んでいる分量としてみるとやや少なめではありますがpH10.2が驚異的な数値で、入った瞬間にトロトロ感が分かり湯触りがとても良いです。
硫黄の香りも浴室に入った瞬間から分かる程で、硫黄泉好きも満足出来る泉質でした。


個人的には徳島県で入った温泉の中で一番の泉質だと感じました。
こちらの温泉は源泉の湧出量が少なく、掛け流している湯量が少ないのはちょっと残念でしたが、ここはまた行きたい温泉ですね。

最後に

今回は徳島にあるpH10.2と驚異的な数値を誇る「松尾川温泉」をご紹介しました。
温泉への行きづらさや内湯のみで体を冷ます場所が無く長湯が出来ない事を考えても、それでもこのトロトロのお湯は一度は体験する価値のある温泉です。

今まで徳島県に良い温泉が無いと思っていた方でもイメージがガラッと変わると思います。
宜しければ訪れてみて下さい。

松尾川温泉(公式)