今回は行って良かった宿の紹介です。
佐賀県唐津市にあるこの唐津シーサイドホテルはその名の通り、海沿いに立つホテルです。
よくこのブログで投稿するような温泉旅館とは少し趣きが違った高級感のある洋風なホテルで、とにかく客室からの眺めが素敵です。
こちらは客室のバルコニーの写真ですが、このように客室から海を眺めることができ、とても気持ちが良いです。
眺望以外にも、唐津で獲れた海の幸をふんだんに使った料理や大きなホテルならではの大浴場と良い設備が揃った素敵なホテルなのでよろしければ最後までご覧ください。
立地について
唐津シーサイドホテルは佐賀県の唐津市にあります。
佐賀県の北側の海沿いにあって、佐賀市からは離れた場所にありますが、最寄りまで高速道路が整備されているので県外から訪れる際は思ったよりアクセスが良いです。筆者は行きづらければ行きづらい場所ほど美味しい食べ物があると思っているので、むしろ移動にやる気が出ます。
ホテルは唐津市の市街地にあるので、唐津市まで高速道路を利用すればすぐに到着します。
ナビを見ながら車を走らせていると道沿いにホテルへの案内が見えます。
こちらが唐津シーサイドホテルの入り口になります。
入り口を曲がると街並みとは少し雰囲気が変わり、宿泊する前からワクワクします。
車で訪れた場合、駐車場は敷地内にあるのでそちらに停めます。
駐車場は広く取られている分、ホテルのエントランスまで少し距離があります。
人の乗り降りや荷物をおろす際はエントランス前に車を停めることができますし、ホテルのエントランス前はとても広く作られているので車も停めやすく好印象です。
こちらは西館の外観です。
敷地も広く夜は程よくライトアップされて綺麗なので夜に敷地内を散歩されるもの良いかもしれません。
館内について
こちらのホテルは客室数も多く、館内設備も充実しています。
こちらが西館のエントランスです。
訪れたタイミングが正月なので門松やしめ縄が飾ってありますが、清潔感がある素敵な入り口です。
唐津シーサイドホテルは西館と東館に分かれていて、宿泊する館によって使用できる設備や客室が違います。
こちらが館内マップです。
(唐津シーサイドホテル公式サイトより引用)
東館と西館には様々な設備があり、大浴場やスパエリアなどがあります。使用できる設備は西館や東館のどちらに宿泊してるかで使用できるかかが変わり、例えばスパエリアに関しては東館宿泊者は使用可能なのに対し、西館宿泊者は西館の大浴場しか使用することができません。使用できる設備に差があるので少し不満が出そうですが、基本的に東館の方が宿泊金額が高くなりますので、贅沢したい方やスパエリアを使用しなくて良いと思う方など色んな人ニーズに対応できるようになっています。
唐津シーサイドホテルは他にもプールや複数のレストランや結婚式場があったりとかなり設備が充実したホテルですが、売店も他のホテルと少し違っています。
こちらのホテルはDHCのグループ会社が運営しているホテルで、通常のお土産などを取り扱う売店の他にDHC関連の商品を扱う売店、というより直営店があります。
それもかなり品揃えが豊富で普段あまり見かけない商品なども普通に置いているので、宿泊した際は行ってみる事をオススメします。
見るだけでも面白いと思いますよ。
温泉について
唐津シーサイドホテルには東館にスパエリア、西館には大浴場が備わってます。
東館はスパエリアになっていて東館の宿泊者限定ですが、海との境界が分からない露天風呂、いわゆるインフィニティプール、露天風呂、内風呂、スチームサウナ、ドライサウナ、岩盤浴、スパラウンジととても充実した設備が整っています。
(東館のインフィニティプール 唐津シーサイドホテル公式サイトから引用)
西館は東館のようなスパ施設はありませんが露天風呂や内風呂、ドライサウナが備わった大浴場があります。
こちらは実際に使用しましたが、露天風呂の景観も良く、そして循環式の天然温泉ではありますがなかなか良い泉質で満足できました。
(西館の大浴場 唐津シーサイドホテル公式サイトより引用)
宿泊した際はぜひ利用してみて下さい。
お部屋について
唐津シーサイドホテルには様々なタイプのお部屋があり、まず東館と西館でお部屋のタイプが違います。
東館の方は大きく4つに分かれていて「デラックスダブル」「デラックスツイン」「ラグジュアリーツイン」そして「クラブフロア客室」があります
クラブフロアとは7と8階に11室の客室がある階層で、クロブフロアでは他の宿泊者には無い様々なサービスを受けられます。
そしてクラブフロアの客室は、「ラグジュアリーツイン・クラブ」「オーシャンスイート」「プレジデンシャルオーシャンスイート」の3種類の客室があります。
一番大きい「プレジデンシャルオーシャンスイート」の広さは194㎡とかなり大きいお部屋になっています。
東館のお部屋の広さは次の通りです。
東館客室種類 | お部屋の広さ |
デラックスダブル | 30㎡ |
デラックスツイン | 51㎡ |
ラグジュアリーツイン | 62㎡ |
ラグジュアリーツイン・クラブ(クラブフロア) | 62㎡ |
オーシャンスイート(クラブフロア) | 82㎡ |
プレジデンシャルオーシャンスイート(クラブフロア) | 194㎡ |
西館の方は大きく3種類に分かれていて、料金的には一番お手頃な「スーペリアルーム」、家族連れでも安心な広さの「ワイドルーム」、そして一番良いお部屋の「スイートルーム」があります。
・スーペリアルームは「洋室」「和洋室」「和室」
・ワイドルームは「和洋室」「和室」
・スイートルームは「ジュニアスイート」と「スイートルーム」に分かれます。
西館のお部屋の広さは次の通りです。
西館客室種類 | お部屋の広さ |
スーペリアルーム | 47㎡ |
ワイドルーム | 61〜75㎡ |
ジュニアスイート | 60〜63㎡ |
スイートルーム | 71㎡ |
東館と西館共に一番お手頃な価格帯の部屋でもそれなりの広さがあるので滞在中は贅沢に過ごすことができます。
客室の設備は東館の方が新しいイメージですので、より洗練された雰囲気を味わいたい方は東館へ宿泊されるのをオススメします。
今回は西館に宿泊し、ホテルのご好意でお部屋をアップグレードしていただきジュニアスイートに宿泊する事ができたのでその時の画像を載せて紹介していきます。
フロントでチェックインを済ませお部屋の鍵を受け取りお部屋に入ると広いリビングが広がります。
お部屋が元々広い上にインテリアが端に寄せられているので走り回れるくらいの広さを感じました。
ソファが2つあり片方がベッドになるソファベッドになっています。
ちなみに玄関はこのようになっています。
この辺はあまりビジネスホテルと変わらないつくりですが、通路の幅が広くとられているので大きな荷物も出し入れしやすそうでした。
リゾートホテルということもあってテレビは少し小さめな印象です。
こちらは書斎スペース。
リビングの一角には冷蔵庫やドリンクが作れるスペースがあります。
冷蔵庫は一般的な小さいサイズの物で、中にはドリンクが入っていました。
入っている飲み物は有料ドリンクで、冷蔵庫の上に料金表がありました。
冷蔵庫上のスペースにはフリーのドリンクやポット、ティーセットなどが用意されています。
ドリンク類の品揃えは結構充実していて、しっかり清掃されているのが好印象でした。
玄関を入ってすぐ右手にある扉を進むと水回りスペースがあります。
扉の横にはエアコンのリモコンが付いていました。
業務用の大きいエアコンなのですぐ冷えるしすぐ暖まります。
扉を進むとまず洗面台が見えてきます。
このスペースでもかなり広く、洗面台も2面あります。
アメニティ類は必要最低限といった感じの印象でした。
洗面台の後ろ側には擦りガラス張りの怪しい扉があります。
開けてみると・・・
シャワールームとトイレでした。
内装がガラスとタイル張りで統一されているのでとてもオシャレに感じました。
シャワールームはシャンプー類も完備されています。
トイレの方もウォシュレット完備です。
ちなみにトイレはリビングに面した扉を開けるともう一つ付いていています。洗面台側のトイレは濡れたまま使用できそうな内装でお風呂用のトイレみたいでした。
こちらがリビングにあるもう一つのトイレです。
ウォシュレット付きで清潔感があります。
洗面台を抜けるとお風呂スペースがあります。
お風呂はジャグジーになっていて、浴槽に面した窓からは真っ暗ですが日中はとても綺麗なオーシャンビューになっています。
お風呂の横には脱衣スペースもあります。
水回りのスペースがかなり広くとられていて、さすがスイートルームと冠するだけあるなと感じました。
続いては寝室ですが、リビングを抜けた奥にあります。
よくあるお部屋の広さですとこの寝室の広さくらいしかない客室が多いですが、この寝室以外にもリビングルームもあると思うととても贅沢です。
ベットも快適でとても寝心地が良かったですね。
さてこのお部屋にはもう一つ魅力があってバルコニーも備え付けられています。
このように窓から出入りできるようになっていて、椅子やテーブルもあるので、こちらで海を見ながらくつろぐことができます。
このスペースがとても良くて、海を見ながら飲み物を飲んだりして落ち着くと最高に気持ちよかったです。
写真は夜のバルコニーから見える景色ですが、ライトアップもされていてとても綺麗です。
ちなみに日中だとこのようにとても綺麗な景色が見えます。
とても綺麗な景色で潮の音しか聞こえないので景色を見ながら思わず見入ってしまいます。
この景色を見る為だけでも泊まる価値はあると感じました。
以上が泊まったお部屋の紹介になります。
料理について(夕食)
続いて夕食ですが、唐津シーサイトホテルは東館と西館に複数の食事会場があり、チェックイン時に指定された食事会場で食べる事になります。
今回は西館の日本料理「松風」という食事会場でいただきました。
こちらが宿泊時に食べた献立になります。
献立がしっかり決まったコース料理なので食べる前からとても期待が膨らみます。
まず食前酢が出てきました。
前菜の四種盛りです。
牛すじや枝豆などお酒と相性が良さそうな前菜が並びます。
続いては温菜の鶏つみれのスープです。
鶏のお出汁がしっかり出ていてネギの香りが良いとても美味しいスープでした。
続いてはメインのイカの活き造りです。
唐津・呼子は全国的にかなり有名なイカの産地でこのホテルでは水揚げされた新鮮なイカを食べさせてくれます。
この透明度が新鮮な証です。
食べ方も生醤油や刺身醤油そしてごま油と味変しながら食べる事ができます。
食べるとほのかに甘くとてもいい食感を感じる事ができかなり美味いです。
刺身として一通り食べた後、残ったイカを天ぷらか塩焼きにしてもらえます。
今回は天ぷらを選択しました。
揚げたてで運んでくれるので、外はサクサク、中は刺身とはまた違った旨みがありめちゃくちゃ美味しい逸品でした。
蓋物の五穀饅頭の餡かけです。
とてもあっさりした餡が五穀饅頭に合います。
饅頭の素朴な甘味が感じられる一品です。
もう一つのメインの佐賀牛もも肉のローストです。
もも肉なので脂身は少なく、お肉本来の旨みがしっかり味わえます。
このタイミングでご飯や椀物や香の物も運んできてくださいます。
ご飯は白ごはんかさつま芋のご飯から選ぶ事ができ、今回はさつま芋のご飯にしました。
佐賀牛が美味しいのでとてもご飯が進みます。
こちらが香の物です。
最後に水菓子のパンナコッタと食後のコーヒーです。
デザートもさっぱりとした甘さで美味しいです。
以上が筆者が宿泊した際に食べた夕食です。
全体的に美味しい料理ばかりで、この価格帯でお造りのイカと佐賀牛のステーキを2つ味わえるコースなのはとても満足度が高いと思いました。
料理(朝食)
続いて朝食ですが今回は食事会場が変わって「プールサイドレストランTikiTki」という場所でいただきます。
こちらのレストランは西館1階にありますが、プールサイドレストランという事だけあって
横にはプールがあって眺めが窓から眺める景色がとても素晴らしいレストランでした。
朝食は食事会場に到着するとお膳で全て運ばれてきます。
朝食も品数が豊富です。
サラダ、お味噌汁、お肉、お魚、明太子、豆腐などご飯が進みそうなおかずがたくさん。
宿によっては魚だけというところも多い中、お肉などもあり小さいお子様でも喜びそうなおかずのラインナップで好印象です。
上の写真にあるお味噌汁の左側にあるこちらのお魚は漬けになっていて、ご飯に乗せてお茶漬けとして食べてくださいとの事。
これがとても美味しくてワサビが良いアクセントになってご飯が進む進む。
とても贅沢な朝食でした。
最後に
今回は泊まって良かったオススメの宿をご紹介しました。
リゾートホテルだけあって設備がとても豪華で客室からの眺めも良く、料理も美味しい素晴らしいホテルでした。
温泉もリゾートホテルでは珍しい天然温泉も備え、どんな方にもオススメできるホテルだと感じました。
そして通年でやっているかは分かりませんが、宿泊者限定でこちらのホテルにあるDHCショップのクーポンが貰えるお得なサービスもありますよ。
価格帯も筆者が宿泊した時期は2万円を切る価格帯で、この手のホテルにしてはお手頃な価格帯だと思いますので、もし宜しければ宿泊してみてはいかがでしょう。
(唐津シーサイドホテル公式)
このブログでは他にも唐津のホテルを紹介しているので宜しければご覧下さい。
美味しいイカや料理を食べたい方には特にオススメのホテルです。
・鮮度抜群のイカと美味しい料理が食べられる宿 佐賀県 大望閣