今回は行って良かったオススメのホテルのご紹介です。
長崎県の雲仙にあるこちらのオレンジベイというホテルは青い海と空が広がる絶好のロケーションを客室からゆっくり味わいたい方への最適な選択肢です。
全室オーシャンビューでプライベートな源泉掛け流し半露天風呂から望む景色は本当に素晴らしいとしか言いようがない極上の体験ができる温泉好きにはたまらないホテルになっています。
このホテルが少しでも気になった方はよろしければ最後までご覧下さい。
ホテルの立地について
こちらのホテルは長崎県の雲仙市にあります。
立地的には海沿いにあるので長崎の海の幸を堪能でき、雲仙岳や観光スポットにアクセスしやすい場所にあります。
雲仙市にはたくさんの温泉がありますがその中の小浜温泉という場所にこちらのホテルはあります。
こちらがオレンジベイの外観です。
海沿いにあるお土産屋さんの隣にあるこの小さな入り口がオレンジベイです。
少し見落としてしまいそうな佇まいです。
このホテルは比較的市街地にあるので車でのアクセスが良く、駐車場も専用駐車場とお土産屋さんの駐車場が利用でき、かなりの台数が停められます。
外観は少しレトロな雰囲気ですが、これはこれで時代に合っているシンプルな造りで個人的には好みです。
中に入るとすぐに受付けがあります。
中は外観から想像できるくらいの広さしかなく、受付けと客室に上がるエレベーターがだけがあります。
説明を受けてチェックインを済ませるとお部屋の鍵を渡されてエレベーターでお部屋に上がるという流れです。
館内には客室以外の設備は無く、大浴場などもありません。
全てお部屋の中で完結するホテルになっています。
客室について
オレンジベイには離れ客室・ナチュラルとモダンの雰囲気が異なる2タイプのツインルーム・そしてデラックススイート和洋室のお部屋のタイプがあります。
お部屋の広さは変わりますが、全室に源泉掛け流しの半露天風呂備えているので宿泊人数に応じてお部屋を選ぶといった感じです。
今回はモダンタイプのツインルームに宿泊してきましたのでこちらのお部屋を紹介したいと思います。
こちらが玄関から入った時のお部屋の写真になります。
奥行きは結構あって2人で宿泊するには十分な広さでした。
上の写真は部屋に入って玄関を撮影した写真ですが、レトロな館内内装と赤の扉がとてもバランスが良くとても好きな雰囲気でした。
玄関には小上がりのような所も無く、雰囲気的にはシティホテルのような造りです。
ベッド設備も特に過不足無く快適な寝心地です。
ベッドの奥にはテーブルと椅子が用意されています。
テーブルの上にはお菓子も用意されていました。
そしてお部屋の一番奥の扉からバルコニーへ出られるようになっていてそちらにお風呂スペースとバルコニースペースがあります。
こちらがバルコニースペースです。
手前に半露天風呂がありその奥に休憩スペースがあります。
ここから見る景色がとても良く、滞在中一番ここに居たような気がするくらいお気に入りの場所です。
お風呂は大人3人はゆったり入れるくらいの広さがあります。
こちらのお湯は温泉で源泉掛け流しですが、源泉の湯温が高いので自分で水を入れて温度を調整します。
このようにお部屋に説明もあります。
バルコニースペースには目隠し用のカーテンもあるので温泉に入りながらバルコニーで外気浴をする事もできます。
夕暮れ時になると海沿いを散歩する方が増えるので目隠し用のカーテンが必須になってきます。
浴槽の反対側には洗い場スペースもあってこちらで体を洗います。
外にしか洗い場スペースがないので冬場は体が暖まるまでは少し辛いかもしれません。
バルコニーからお部屋に入ると左手にタオルや脱衣するスペースがあります。
基本的にお部屋内に間仕切りなどが無くオープンな感じなので、男女で泊まっていてお風呂に入る時は少し工夫が必要かもしれません。
バスタオルも一人につき2枚あって数回温泉に入る事を想定されて用意されています。
棚の横には空気清浄機とタオルハンガーが備え付けられていました。
続いて客室内の備品についてですがベッドの向かいには少し小さめのテレビがありその横にコーヒーマシンがあります。
水を入れカプセルをマシンにセットしボタンを押すとコーヒーが出てきます。
テレビ台の棚を開けると小型の冷蔵庫があります。
こちらにはグラス類と冷蔵庫内にはサービスの水が入っています。
エアコンも埋め込み式の良いエアコンが付いていました。
続いて水回りです。
お部屋の入り口の扉を開けると洗面台とトイレがあります。
こちらは洗面台とトイレが一緒になっていました。
省スペースでその分居住空間が広く取れるのでこれはこれで良いですが、トイレと洗面台が別の方が良いという方も居ると思いますのでこの部分は好みが分かれる造りになっています。
洗面台のアメニティも必要最低限の物だけ用意されていて、鏡も他のホテルに比べて小さいので少し物足りない印象を受けました。
以上が宿泊したお部屋の紹介でした。
他のシティホテルとは違う造りになっていて少し使いづらさや物足りなさも感じるかと思いますが、他のホテルにはない源泉掛け流し温泉やバルコニースペース、そして窓から見える景色を考えたらマイナス要素を感じさせない素晴らしいお部屋だと思いました。
どこにでもあるような造りのホテルより日本中探してもあまり見ないようなクセのあるお部屋の方が止まっていて非日常感が感じられて筆者は好きですね。
小浜温泉の泉質や周辺観光について
続いては小浜温泉やオレンジベイの泉質と周りの観光地についてご紹介していきます。
まずはじめに雲仙温泉と小浜温泉では泉質が全く違います。
雲仙温泉といえば国立公園内にある雲仙地獄と呼ばれる観光地が有名で
国立公園内では色んな場所から温泉による蒸気が噴き出している見応え抜群の観光地があります。
ここの温泉の泉質は硫黄泉なのでかなり濃いめの硫黄臭が立ち込めていて服に臭いが付いてしまうほどです。
雲仙の温泉といえばこの硫黄泉のイメージですが、小浜温泉は塩化物泉という塩泉なので全く泉質が違ってきます。
オレンジベイの泉質も小浜温泉と同じく塩化物泉で、硫黄泉を求めてる方にとっては少し残念でしょうが塩化物泉の泉質的にはかなり良いと感じましたので、温泉好きな方にはかなりオススメできる温泉地だと思います。
オレンジベイの周辺観光地も素敵な場所が多くオススメです。
まずホテルから出ると横がお土産屋さんなのでお土産には困りませんし、周辺には飲食店もあります。小浜温泉も色んな場所から温泉が噴き出しているので温泉卵や蒸し野菜を作ることができるスポットがいくつもあります。
(ホテルの横にあるお土産屋さんでやっている温泉卵)
そしてホテルの立地が海沿いにあり、海沿いの道も整備されているので、散歩がてら外の景色を見るのもオススメです。
ホテル側の海沿いから綺麗な夕陽を見ることができます。
ホテルから海沿いをしばらく歩いた場所には無料開放されている足湯やこちらは有料ですが「蒸し処」と呼ばれる色んな食材を蒸す事ができる場所があります。
そして雲仙の温泉街や国立公園にもアクセスしやすいのでオレンジベイは宿としてはもちろん観光の拠点としてもかなり立地が良く使いやすいと感じました。
朝食について
オレンジベイには朝食付きのプランもあって、宿泊時に利用させていただきましたのでこちらもご紹介しておきます。
朝食はお部屋食でスタッフさんが運んで来てくれます。
朝食が乗ったワゴンごと客室に置いて帰っていくので配膳は用意は少し自分達で行う必要があります。その点は注意が必要です。
宿泊時には洋食が用意されました。
今回は2人で宿泊しましたが、客室に用意されている小さなテーブルに朝食を配膳するとかなり手狭になるので、この事を見越してもう少し大きいテーブルを用意して欲しいなと感じました。
とはいえ、お味の方は美味しくて量もちょうど良く、窓の外の素晴らしい景色を見ながら優雅に朝食を食べられるという非日常感が合わさり総合的には大満足でした。
オレンジベイには夕食のプランはありませんが客室には周辺の飲食店情報をまとめた冊子があるのでこちらを参考に夕食を選ばれても良いかもしれません。
最後に
今回は長崎県雲仙市にあるオレンジベイをご紹介しました。
高級な旅館に泊まらないとお部屋で源泉掛け流しの温泉を楽しめないという概念を覆す素晴らしいホテルです。
本当に泊まって良かったと思えるホテルでした。
周辺の観光地へのアクセスも良く、お部屋の構造的に少し我慢するポイントはありますが価格帯を考えると十分満足できるかと思います。
旅館のようなサービスは要らないし少しでも価格を抑えて綺麗な景色を見ながらお部屋で温泉が楽しみたい方には特にオススメなのでよろしければ参考になさってみて下さい。
(オレンジベイ 公式)