今回は鳥取県境港市で美味しい海鮮丼を食べられるオススメのお店をご紹介します。
境港市は鳥取県の西部の市で、日本海側の重要港湾として栄えてきた街です。
港や卸売市場があり、毎日たくさんの魚が水揚げされています。
水産物が豊富な街なので、境港市は海鮮丼を提供してくれるお店がたくさんあって、そんな中から美味しいお店を探すのは大変だと思います。
僕自身、店名は伏せますが食べログのランキングを信じて境港の海鮮丼1位のお店を訪れた事があります。
期待して行きましたが1位だけあってめちゃくちゃ並ぶし、お店の価格帯が安いのもありますがとても騒がしく落ち着いて食べられないし、肝心の丼に乗っている魚介類が鮮度が悪く感じあまり美味しくなかったので。ランキングがあまり信じられない地域だと個人的には感じました。
そんな中、今回は僕が実際に食べて美味しかったオススメのお店を紹介します。
お食事処 峰
こちらのお店は境港市花町という所にあります。
お店に横には海とくらしの史料館と台場公園という公園があります。
駐車場もお店の前に5台停められるスペースが確保されていました。
外観は落ち着いた佇まいです。
お店の前には精巧な鯛が飾られています。
寄贈されたものみたいですね。
最初見た時はリアル過ぎてびっくりしました。
店内も和の雰囲気で統一されています。
座敷席の方は一部仕切りが無いところがありましたが、テーブルごとに仕切りがあってとても落ち着いて食事ができます。
海鮮丼
こちらが峰の海鮮丼です。
海鮮丼と小鉢2つお碗とデザートが付いてこちらが1800円のセットです。
海鮮丼のみの写真です。
本来この海鮮丼にはウニも乗っているらしいですが、時期では無く良いウニが仕入れられなかった為、今日は無いとのことでした。
ウニが乗ってない分、他の魚介類がいつもより多めに乗せられていました。
お味ですが、この丼に乗せられている魚介類がかなり新鮮で、生臭くなく魚本来の旨味と甘味を感じられて美味しかったです。
海鮮丼は魚の味が悪いと最後の方、味に飽きてきて結構しんどい時があるんですが、この海鮮丼は全くそんな事がなくずっと美味しくいただく事ができました。
ちなみに小鉢やお碗も美味しかったですが、何より海鮮丼のお店なのにしっかりデザートの果物が美味しいのは嬉しかったですね。
そして他にも一品、もさえびの刺身というものを注文してみました。
もさえびの刺身(700円)
注文時、もさえびという海老の名前が聞き慣れないので調べてみると。。。
鳥取県ではクロザコエビのことを「もさえび」というそうです。
9月~5月に沖合底びき網漁で漁獲されます。カニシーズンと重なる時期が長く、隠れた存在になっています。
弾力のある食感や旨味が強く、甘味は甘エビ以上ですが、鮮度劣化が早いため遠隔地への出荷は難しく地元でしか味わえない幻のエビです。
とのことです。
鮮度の劣化が激しく現地に行かないと食べられないとあったので注文時は結構テンション上がりました!
そしてお味の方なんですが、とても身が甘く確かに甘えび以上でしかも甘えびより身が大きいのでとても食べ応えがありめっちゃ美味しかったです。
これは食べて良かったと思った一品なので、訪れたらこちらのメニューも食べてみる事をオススメします。
ちなみにこれ食べた時に味で気づいて調べてみたんですが、このもさえび、北陸で食べられる幻のえび「ガスエビ」と一緒みたいです。
なので北陸でガスエビを食べた事がある方は、鳥取のもさえびと北陸のガスエビ、どちらが美味しいのかを食べ比べしてみるのも良いかもしれませんね。
最後に、境港には数多くの海鮮丼のお店がありこちらのお店は他のお店に比べ少し価格帯が高い方ではありますが、味・ゆっくり味わって食べられるお店の雰囲気や接客などをふまえると、この価格帯でも個人的には割安に感じました。
鳥取で海鮮丼を食べられる際は参考にしていただけると幸いです。
営業時間
11:00~15:00(L.O.14:30)
17: 00~21:30(L.O.21:00)
定休日:火曜日(祝日の場合は営業)